秋田の世界最高レベル「ものづくり」技術を紹介-県庁ロビーに展示場

耐火性能が世界最高レベルの秋田杉製「木製ドア」など秋田県内の企業が開発した製品を紹介する「ものづくり展示ホール」

耐火性能が世界最高レベルの秋田杉製「木製ドア」など秋田県内の企業が開発した製品を紹介する「ものづくり展示ホール」

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 秋田県庁第二庁舎1階ロビーに8月3日、秋田の優良製品などの展示スペース「ものづくり展示ホール」がオープンした。

木製のビジネスバッグ。木材を極限まで薄くスライスする技術を活用

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 展示するのは、耐火性能が世界最高レベルの秋田杉製「木製ドア」や木材を極限まで薄くスライスする技術を活用して製造されたビジネスバッグなどの木材製品、高度な鋳造技術を活用した水道管などの工業製品、「曲げわっぱ」など伝統工芸品や魚醤「しょっつる」など県内産の製品約20点。「工業製品」「資源リサイクル」「伝統工芸品」「食品」の4分野からピックアップした。秋田のチームが製作・運営する「ソーラーカー」や「ベロタクシー」も展示する。

 県産業経済政策課の伊藤課長は「秋田には世界に通用する高度なものづくりを行う中小企業も少なくないが、一般には知られていないことも多い」とし、「県庁のロビーを活用することで、秋田のハイレベルな技術力を多くの県民の皆さんにも知ってもらいたい」と話す。「県内各地から来館する小~高校生には、ものづくり教育としても役立てれば」とも。

 現在、同ロビーの約126平方メートルに展示するが、11月をめどに計350平方メートル程度に拡充する予定。

 開館時間は9時~17時15分。閉館日は土曜・日曜・祝日。

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