秋田市を中心に開催するアニメファンらの親睦会「秋田おたくオフ会」は7月11日、サブカルチャーによる「まちおこし」で知られる羽後町で「秋田おたく文化交流会」を開催する。
美少女イラストグッズも販売する羽後町の飲食店「イマンカフェ」
7回目を迎えるアニメやライトノベル愛好家のための親睦会「秋田おたくオフ会」は、毎回40人以上が集まる人気イベント。これまで秋田市内の公民館などを中心に開催してきたが、同会主宰のsinpさんが昨年12月、「美少女イラストコンテスト」など羽後町でサブカルチャーによる「まちおこし」を行う山内さんと出会い、「山内さんの羽後町への愛情などに感銘した」(sinpさん)ことから、同町での交流会を企画した。
交流会場は、明治15年に築造され、現在は同町の交流施設として使われる茅葺(かやぶき)民家形式の「旧長谷山邸」。参加者には、西又葵さんが米袋をデザインしたことで話題になった同町産「あきたこまち」と「東方あきた小町」を使った昼食を無料で提供する。
当日は、同町文化財前などでコスプレ撮影会やダンスイベントも開催するが、「コスプレでの来場や同会が公序良俗に反すると判断する衣装、被写体を許可なく撮影することなどは禁止する」(同)。
sinpさんは「羽後町には『イマンカフェ』など魅力的なスポットも多い。交流会を通して趣味について語り合える仲間の輪を広げられれば幸せ。思い出に残るような楽しい交流会にしたい」と話す。「当日は、山内さんと共に羽後町の聖地を巡るバスツアーや、同日開催の西馬音内商店街・夏祭り会場内では『かがり美少女イラストコンテスト』も行う。合わせて楽しんでもらえれば」とイベントへの参加を呼びかける。
開催時間は11時~16時。JR秋田駅前と湯沢駅前から送迎バスも用意する。参加費は1,000円(交通費別)。
問い合わせは、同会事務局(TEL 090-3753-6025)またはホームページから。