ボードゲーム・モノポリーの「日本選手権・東北地区大会」(日本モノポリー協会など主催)が5月17日、秋田ニューシティ(秋田市大町2)で開催され、同ゲーム「秋田県版」の発案者で美郷町在住の鈴木正洋さんがチャンピオンに輝いた。地元勢の優勝は初めて。
盤上で不動産取引をしながら「経営手腕」を競うアメリカ産ボードゲーム「モノポリー」。同ゲームのご当地版「秋田県版」が発売されたことを記念して、2006年から秋田市で開催されるようになった東北大会は今年で4年目。大会は、地元秋田や山形、東京のなど全国の腕自慢のモノポリー愛好家約30人のほか、昨年の日本チャンピオン石川さんや2000年の世界チャンピオン岡田さんも参加して行われた。
優勝した鈴木さんは「今日は運が良く、皆さんのおかげで勝つことができた。モノポリーは複数人で遊ぶゲームなので、全国大会でも皆さんの足を引っ張らないように頑張りたい(笑)」と全国大会出場の豊富を語る。
「秋田県版」の企画・制作を担当した千葉尚志さんは「東北大会を秋田で開催する以上、地元から優勝者を出すことは悲願だったが、発案者が優勝してしまった(笑)。鈴木さんには、全国大会でも秋田をしっかりPRしてきてもらえれば」と話す。
鈴木さんは、東京、名古屋、大阪、福岡など全国7ブロックで行われた地区大会の成績上位者らと、7月18日・19日に関西国際空港で開催予定の「全国大会」に挑む。