食育や地産地消の推進が目的の紙芝居「スギッチの食育紙芝居」が4月1日から、秋田県のホームページからダウンロードできるようになった。
昨年春、農林水産部・秋田の食販売推進課が食育や地産地消の推進を目的として、秋田の人気キャラ「スギッチ」を先生に見立てた紙芝居15部を製作。県内の保育園や図書館向けに貸し出しを行ってきたところ、県外の食育推進団体などからも貸し出しの要望が寄せられるようになったことを受け、紙芝居データのダウンロードサービスを始めた。
「あさごはんをしっかりね」と題する紙芝居のあらすじは、秋田の食べ物のことなら何でも知っているスギッチ先生と2人のこどもが朝ごはんを食べながら、食事のマナーや地産地消、食べ物への感謝、早寝早起きや朝ごはんの大切さを学ぶもの。地産地消や食糧自給率に関するコラムも併記した。
同課・担当者は「保育園や幼稚園で覚えたことは、子どもが家庭で話すなど、大人への波及効果も見込める」と話す。「子どもの興味を引くのには、ゆるキャラの『スギッチ』先生がぴったり」とも。
紙芝居は12ページ。ホームページから無料でダウンロードできる。