人気キャラ「ビックリマン」を秋田のご当地風にパロディー化したシール「ドデンマン」の人気が広がっている。
1枚1枚シールを手作りする「ドデンマン」を考案した大内和人さん
シールを制作するのは秋田市でデザイン会社を経営する大内和人さん。昨年4月1日、「エイプリルフールのネタで作った」(大内さん)ところ、ビックリマンのファンを中心にインターネットなどで話題に。
「シールはすべて手作りなので、製作風景は『母さんが夜なべする』ような雰囲気」(同)だが、完成度の高さから、きりたんぽ会社など地元企業からオリジナルデザインの制作依頼も受けるなどし、先月までに約8,000枚を販売した。
今月からは、新キャラ32種類を販売するほか、稲庭うどんの「無限堂」版や「湯沢温泉」版、秋田で活躍する人気タレント「ブラボー中谷さん」「うなづきみつるさん」「良さん」版も発売する。
大内さんは「もともとエイプリルフールネタだったので、こんなに受けるとは思わなかった」とし、「地元企業やタレントからも制作依頼を受けている。少しでも秋田のPRになれば」と話す。
「無限堂」版(33枚セット=6,400円)はネット販売のみ、「湯沢温泉」版(1枚200円)は温泉売店のみで販売する。