秋田のご当地キャラ「にゃまはげ仮面ニャッパゲ」が今月、初めてぬいぐるみ化された。
同キャラは、秋田市在住で自称「デザイニャー」のやなぎはらともみさんが2007年、自身の飼い猫「ニャジロウ」をモデルに、猫がなまはげを模した仮面をかぶるキャラクターとして制作。これまで、デジタルコンテンツを中心に表現してきたが、「人気のご当地キャラ『ひこにゃん』のような魅力的なご当地キャラを探していた」という各種グッズの企画販売を手掛けるハンズ(神戸市)が同キャラに注目した。
商品は表情違いの3種類を用意し、仮面を引っ張ることで本体がぶるぶると震えるギミックも盛り込んだ。「ニャジロウ頭部の微妙な曲線や仮面の髪型の再現に苦心した」(同社の西山さん)という。
やなぎはらさんは「細かいところまで良く作ってもらえてうれしい。皆さんにかわいがってもらえれば」と話す。
価格は1,260円で、初回2,400個を製造。インターネットなどで販売するほか、アミューズメント施設のクレーンゲーム機の景品としての導入も予定する。