元NHKアナウンサーで、パリを拠点に画家として活動する前衛アーティスト・平沢淑子さんの講演会「パリ、画業のさなかに~秋田に謎の剣聖・愛洲移香(あいすいこう)の影を追う」が10月19日、秋田市文化会館(秋田市山王7、TEL 018-865-1191)で開催される。
元NHKアナウンサーで、パリを拠点に画家として活動する平沢淑子さん
中国東北地方(旧満州)に生まれ、高校までを秋田市で過ごした現代アーティストの平沢さんは、室町・戦国時代の兵法家で陰流(影流)の剣祖・愛洲移香の19代末裔(まつえい)。
講演会を主催する市教育委員会文化振興室の加藤さんは「例年、全国で活躍する秋田ゆかりの方に秋田の文化や歴史に関する講演会の講師をお願いしている」とし、「平沢さんとは、3年前に千秋美術館で展示された時に面識を持った。画家としての功績はもとより、愛洲移香の子の宗通が秋田藩佐竹家の家臣として剣道を指南したことなど、平沢さんと秋田との所縁(ゆかり)が深いことなどから、秋田での講演が実現した」と話す。
講演時間は14時~15時30分(開場13時30分)。入場無料。
問い合わせは文化振興室(TEL 018-866-2246、担当・加藤さん)まで。