道の駅しょうわ内「ブルーメッセあきた」(潟上市昭和、TEL 018-855-5041)で10月11日~13日、今秋収穫された農産物即売会「秋の収穫感謝祭」が開催され、会場に展示された「カボチャのアンパンマン」と記念撮影をする親子連れなどが秋の休日を楽しんだ。
同イベントでは、ジャガイモの詰め放題やナシやリンゴの試食販売など同地区で収穫された農産物の即売や、カボチャの重量当てクイズなどが行われ、中でも、ハロウィーンにちなんで製作した「カボチャのアンパンマン」が人気を集めた。
カボチャのアンパンマンを製作したのは昭和総合開発(同)の工藤千佳子さんと地元の中学生2人。「昨年の収穫祭で、カボチャのアンパンマンなど3点作ったところ好評だった」(工藤さん)ことから、今年は、バイキンマンやジャムおじさん、メロンパンナちゃんなどアンパンマンの登場キャラ計10点を工藤さんが下描きし、中学生2人と製作した。
「私にも子どもがいるためアンパンマンは得意(笑)」と話す工藤さんは、「サインペンを使う下描きは失敗できない」ことから慎重に描いたほか、キャラクターに合った形やサイズのカボチャを選び、カボチャの表面を彫刻刀で浅く削ることで部分的に白く見せるなど、完成度を上げる工夫も。
工藤さんは「天候にも恵まれ、3日間の開催期間中2日目で昨年の来場者数を超えた。カボチャのアンパンマンも喜んでもらえたようでうれしい」と話していた。