秋田のご当地ヒーロー「超神ネイガー」に新キャラ「カントウマン」

ファンの声援と仲間の手を借りないと立ち上がれない「カントウマン」 ©二〇世紀ひみつ基地

ファンの声援と仲間の手を借りないと立ち上がれない「カントウマン」 ©二〇世紀ひみつ基地

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 「超神ネイガー」に新キャラクター「カントウマン」が誕生した。

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 「超神ネイガー」は、キャラクターデザインの完成度の高さや、ストーリー設定のユニークさで全国的にも人気を集める秋田の「ご当地ヒーロー」プロジェクト。昨年は、アニメソング界の大御所である水木一郎さんがテーマソングを手がけるなど、多くの話題を振りまいた。

 「超神ネイガー」には、これまでも弟分の「ネイガージオン」や、秋田の漁師をモチーフとした「アラゲ丸」などの仲間が登場してきたが、今回新たに誕生した「カントウマン」は、秋田市の国重要無形民俗文化財である「竿燈(かんとう)祭り」をモチーフとしたもの。「カントウマン」自身が竿燈の化身であることから、いったん敵に倒されると自力で立ち上がることはできない。「どっこいしょー、どっこいしょ」という観客による掛け声と仲間の手助けによってやっと立ち上がるという「竿燈祭り」そのものを再現した「あまり強くない」ヒーローという設定が話題を呼んでいる。

 同プロジェクトでキャラクターデザインを担当する高橋大さんは「当初『カントウマン』の立ち位置は『超神』ではなく『町人』。バカボンで言うところの『レレレのおじさん』や『電線マン』を意図したものだったが、なんとなく『ヒーロー』の位置づけになった」と話している。

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