秋田で活動する市民運動団体による合同「仮装パレード」が6月23日、気温30度という真夏日の中、開催された。
市民活動への気軽な参加を促進することを趣旨とする同イベントは、秋田市中心部を仮装して歩きながら各団体の活動を市民にPRしようとするもの。「秋田イーストベガス推進協議会」「秋田プロバスケットボールチームをつくる会」「JICA(国際協力機構)」のほか、チャリティー活動に取り組む大学生のグループなど11団体と個人合わせて約110人が参加した。
11時に秋田西武前の「アゴラ広場」を思い思いの仮装で出発した各団体は、日曜の秋田市中心部の商店街で人目をひきながら、広小路、大町、通町、中央通り、仲小路を経由し、ゴールの「アゴラ広場」までの約3キロを1時間ほどかけて行進した。
「秋田プロバスケットボールチームをつくる会」のメンバーはボールをドリブルしながら「秋田さバスケを!」との声を上げながら行進したほか、「秋田イーストベガス推進協議会」の参加者は、ラスベガスをイメージした「みこし」を法被姿で担ぎながら行進するなど、各団体は沿道の市民にチラシを配りながら活動資金への募金などを呼びかけた。
パレード後には、各団体が日ごろの活動紹介を行う時間も設けられ、「ヤートセ秋田祭実行委員会」の17人は自己紹介代わりに得意のダンスを披露したほか、ウガンダの民族衣装を着て参加したJICAのメンバーは「一緒に歩いた一体感があった」と話し、「北朝鮮に拉致された日本人を救う秋田の会」のメンバーは「他の団体のキャッチーなスローガンが参考になった」とパレードを振り返るなど、参加各団体も交流を深めた。
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