プロテスタント教会の「土崎グローリアチャペル」(秋田市土崎中央6)で5月18日から、ヒップホップ・ダンス・ワークショップ「ダンスコミュニケーション」が開催される。
同教会はこれまでにも、ゴスペルクワイアー(合唱隊)練習会のほかコンサートやイベントを行ってきたが、讃美歌と躍動的なリズムの融合から生まれたゴスペルソングがヒップホップのルーツでもあることから、今回のレッスンイベントの開催につながった。ヒップホップの要素であるブレイクダンスも教会内で踊る。
同レッスンは、「一般クラスと体脂肪燃焼クラス」(5月18日)、「子供クラスと中高生クラス」(同19日)に分けられ、20日の礼拝中にレッスン成果を発表する予定。
講師には、宇多田ヒカルさんへのダンス指導のほか、オヤジダンサーズやユーミンのバックダンサーらとライブパフォーマンスをプロデュースしたキャリアを持つ和真衣香(かずまいか)さんを迎える。
「子供クラス、中高生クラス」は、全国の教育現場でワークショップを行うなどダンス教育にも熱心な和さんの「ひきこもりや不登校の子どもたちにも踊る楽しさや自己表現の場を提供したい」という思いが同教会と一致して実現した。
イベントを企画する松山さんは「この教会は『明るく、仲良く、楽しく、元気に、霊的に』がモットー。教会という堅苦しいイメージを払拭し、楽しめる場所であることを伝えたい」とし、「ダンスによって自己表現の楽しさを知ってもらいたい」と話している。