秋田県人の母とアメリカ人の父を両親にもつアメリカ生まれ秋田育ちのジャズボーカリスト「Joelle（ジョエル）」さんが5月、秋田市内各所でライブを開催する。

　ジョエルさんは、2歳から18歳までを秋田で過ごしたことなどから、昨年9月の秋田国体応援ライブでオープニングセレモニーに参加したほか、国保団体の広報向けCMにも採用されるなど、秋田での人気が特に高いジャズボーカリスト。

　ジャズファンの父親に影響を受けたというジョエルさんは、カトリック系の女子校時代には聖歌隊に入隊。持ち前の透明感のある声質と歌唱が評価され、家庭用ゲーム機「プレイステーション2」のテーマソングやテレビ東京の娯楽番組「ディズニータイム」の オープニングテーマの作詞とボーカルを手がけるなど、音楽専門学校在学中から広く音楽活動を行ってきた。昨年リリースしたデビューアルバムは、愛をテーマにジャズのスタンダード・ナンバーを中心に選曲し、スウェーデン人ジャズピアニストのアンダーシュ・パーションさんらとスウェーデンで録音。現地のジャズディスク大賞を獲得するなど世界的にも注目を集めている。

　5月15日・16日は、ラガーマンが集うバー「クラブハウス・ノーサイド」（南通亀ノ町、TEL 018-835-1515）で開催するほか、16日はワインバー「リッシュブール」（秋田市山王1、TEL 018-862-7976）で同店オーナーがベースを務め、ワインと食事を楽しみながらのライブとなる。17日は「スタジオバー・ヨッケ」（大町5、TEL 018-866-3384）で地元ジャズメンをバックバンドに迎えたライブを繰り広げるなど、それぞれの会場で趣向を凝らしたライブパフォーマンスを披露する。問い合わせは各店まで。

リッシュブールstudio bar Yokke（スタジオバー・ヨッケ）ノーサイドの日記（クラブハウス・ノーサイド）アトリオンで音楽イベント－秋田国体を地元アーティストが盛り上げる（秋田経済新聞）【インタビュー】新しいスタート～ジャズギタリスト・小沼ようすけさん（秋田経済新聞）