GPS機能を活用したスマートフォン向けゲーム「イングレス」ユーザーが12月12日、秋田市内のビアレストランで忘年会を開いた。
「イングレス忘年会」を記念してスキャナに表示された特別なマーカー
グーグルの社内ベンチャーとして立ち上げられた「ナイアンティックラボ」が提供する同サービス。「スキャナ」と呼ばれる専用画面を見ながら、まちなかを舞台に2陣営に分かれて陣取り合戦を繰り広げる。
「敵対する各陣営の垣根を越えて1年の労をねぎらう場を」と有志がネット上で呼び掛けて初めて企画。横手市や大館市など市内外から20~60代までの男女20人以上が参加して開かれた。
初対面の参加者も多い中、自己紹介で「まちなかで私を見かけた人が逃げてしまうことが寂しい。声を掛けて」と笑いを誘うユーザーもいるなど、終始和やかな雰囲気で交流を深めた。
司会を務めたkamasedogさんは「日頃はスマートフォン画面ばかり見ていがみ合う各陣営(笑)。これだけ多くの参加者が集まった飲み会は市内では初めて。スキャナを置いて対面交流するいい機会になったのでは」と振り返った。