「地域課題とクリエーティブ」と「ネット選挙」がテーマのセミナー「秋田中年会議所・公開会議」が2月19日、秋田市にぎわい交流館AU多目的ホール（秋田市中通1）で開かれる。

「ネット選挙」を題材にセミナーを開く秋田中年会議所の小林秀樹さん

　インターネットのビジネス活用や地域課題の解決をテーマに、起業家らのグループ「秋田中年会議所」（川尻御休町）が開くセミナーは10回目。

　今回は、「秋田広告賞」最高賞の3年連続受賞や岩手県の広告グランプリの最高賞を歴代最多となる9回受賞するなどの経歴を持ち、「伝説の広告マン」とも呼ばれる博報堂（東京都港区）のクリエーティブディレクター・鷹觜愛郎（たかのはしあいろう）さんをゲストに迎え、「地域課題とクリエーティブ」をテーマに開く。今春の統一地方選に合わせ、秋田中年会議所ITコンサルタントの小林秀樹さんが「ネット選挙」が題材のセミナーを同時開催する。

　鷹觜さんが携わる広告メニューの開発グループ「スダラボ」が2014年に開発した、「田んぼアート」を撮影することで地元産の米を買える仕組みの「rice-code（ライス・コード）」は、「アドフェストグランプリ」「ニューヨークADCゴールド」「カンヌゴールド2」など国内外の広告賞47件を受賞するなど注目を集める。

　小林さんは「秋田でも語り継がれている鷹觜さんの地域課題の解決手法は、地域に根差しながら世界に通じるもの。ネット選挙の現状と併せて、地域のこれからを考える機会にできれば」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は18時30分～21時。参加費は2,000円。問い合わせは秋田中年会議所（TEL 080-1848-5549）まで。