比内地鶏ガラの粉末ダシの素「UMAMY(ウマミー)・比内地鶏ガラスープの素」が4月1日、県内道の駅などで発売された。
県産食材を使った商品開発のプロデュースなどを手掛ける「ノリット・ジャポン」(秋田市山王5)と比内地鶏などを生産する「あきた北央農業協同組合」(北秋田市)が提携し、比内地鶏関連会社など7社で作る「あきた比内地鶏の会」の協力も得ながら1年半ほどかけて商品化にこぎ着けた。
発売したのは、香辛料などで味のバランスを整えた小売り向けビン入り商品(75グラム)と業務用商品(1キロ単位)の2種。業務用は香辛料などを添加しない「味なし」タイプも用意した。
「これまで液体スープ商品はあったが、比内地鶏を使った顆粒(かりゅう)状の商品化は初めてでは」と同社の菅原久典社長。「高級食材の比内地鶏が素材の当商品を身近に置いて日常的に使ってもらえれば」と話す。
オープン価格(想定価格はビン入り商品=500円~600円)。県内道の駅や秋田空港などで先行発売後、県内外のスーパーなどに拡販する。
同社は今後、魚醤(ぎょしょう)「しょっつる」や県産野菜の粉末などを使った「ウマミー」シリーズとして展開予定。