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「秋田がちょうどいい」-ウェブ制作会社にスペインから研修生

研修に秋田市内の会社を選んだルイス・アランス・ガルシアさん

研修に秋田市内の会社を選んだルイス・アランス・ガルシアさん

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 秋田市内のウェブ制作会社・トラパンツ(秋田市川尻御休町)に7月25日、スペイン人研修生が入社した。

秋田市内のウェブ制作会社で研修するルイス・アランス・ガルシアさん

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 プログラミングなどの研修のため来秋したのは、スペイン・バリャドリッド出身のルイス・アランス・ガルシアさん。母国の大学で工業デザインを学んだ後、2年ほど前に初めて来日し、大阪で英語教師を務めたことをきっかけに日本の文化や生活様式に関心を持った。

 スペインへ帰国後、「長期滞在することで日本独自の文化やルール、仕事上のノウハウなどを学びたい」と日本での研修先を探す中、「人口の多い大都市はストレスを感じる」ことから、約31万人のバリャドリッドと人口規模が近い32万人の秋田市内の同社を選んだ。

 「応募メールが届いたときは驚いた(笑)。人口減に悩む地元なので、秋田に関心を寄せてくれる若者としても歓迎したい」と同社の長谷川敦社長。研修は10月9日までの予定だが、ガルシアさんは「秋田市は私にとってちょうどいいスモールシティー。将来は秋田で働くことができれば」と話している。

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