秋田県出身の登山家・小松由佳さんの写真展「ヒマラヤから沙漠へ」が7月13日~21日、クアドーム ザ・ブーン(秋田市仁別、TEL 018-827-2301)で開かれる。
2006年、日本人女性としては初めて8,611メートルの高峰K2登頂に成功し、植村直己冒険賞や秋田県民栄誉賞などの受賞経歴を持つ小松さん。ヒマラヤ登山時やパキスタンやトルコ、シリア、イラクなど中近東訪問時に「人間の生の多様性や人間と大地の絆」をテーマに撮影した写真約130点を展示する。
同展を主催する太平山観光開発(同)の高橋典嗣さんは「小松さんには秋田市の太平山でも登山会やアウトドアワークショップなど自然の大切さを伝える企画にも協力いただいている」とし、「たくましく生きる遊牧民や子どもの力強いまなざしなどを表現した小松さんの作品群をご覧いただければ」と来場を呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。7月18日休館。入場無料。13日には小松さんのトークショーも開く。11時~。