秋田内陸縦貫鉄道沿線の「田んぼアート」が現在、見頃を迎えている。
阿仁前田・南前田駅間、小渕・阿仁合駅間、阿仁マタギ・戸沢駅間、羽後太田・角館駅間で見られる「田んぼアート」。
北秋田・仙北の両地域振興局が沿線への誘客と住民の交流を目的に5月23日~28日、地元小学生や高校生を含む地域住民を中心に呼び掛け、延べ260人のボランティアが稲を手植えして制作した。
「画材」は、観賞用稲のべにあそび、ゆきあそび、祝い紫、矮稲、大黒稲、青系観の7種類。縦60メートル・横10メートルのサイズで描かれた秋田美人をイメージしたキャラ・早苗ちゃんや内陸線キャラ・ないりっくんなど、図面に合わせてそれぞれの稲を植え、「描き」出した。
北秋田地域振興局農業振興普及課の担当者は「電車の車窓からきれいに見えるようデザインした。地域の皆さんの力作をご覧いただければ」と話す。
8月下旬まで楽しむことができる。