秋田市在住の画家・長岐俊彦さんが描いた巨大絵画作品が現在、JR田沢湖線と並走する国道46号線沿いの施設壁面に展示され、秋田新幹線の乗客やドライバーの目を楽しませている。
作品を展示するのは、道路休憩施設・森の駅に併設する「巨木の森・野外美術館」(仙北市)。枝を広げる木々や巨木の根などを描いた「木」がテーマの作品7点を施設外壁に展示する。サイズはいずれも幅約4メートル、高さ約2メートル。建築資材用の塗料などを画材に使い、屋外展示向けに対候性を持たせて制作した。
「これからも制作を続け、展示作品を増やしていければ」と長岐さん。同館の高橋聡さんは「施設前で線路がカーブして電車が徐行する立地を生かして展示したので、車窓からも鑑賞できる。皆さんに楽しんでいただければ」と話している。