秋田南高等学校・吹奏楽部の創部50年を記念した演奏会が10月6日、秋田県民会館（秋田市千秋明徳町）で開かれる。

全国でプロの音楽家として活躍する秋田南高等学校・吹奏楽部OB

　同校吹奏楽部は、同校が開学した1962（昭和37）年に創部。吹奏楽コンクール全国大会の金賞を1976（昭和51）～1980（昭和55）年にかけて5年連続で受賞した経歴を持つほか、同大会への出場回数も全国で6番目に多い27回を数える名門として知られる。

　現役部員のほか、吹奏楽部と合唱部の卒業生も出演を予定する演奏会には、作曲家の天野正道さんやクラリネット奏者の森川修一さん、指揮者の佐々木新平さんら、全国でプロとして活躍する卒業生も出演する予定。

　天野さんが作曲した記念曲や関係者へのアンケートで選曲した演目のほか、同校卒業生で秋田市在住の三味線奏者・梅若梅峯さんとのコラボ演奏も披露する。ゲスト演奏家へのインタビューや50年を振り返る写真も展示する。

　同演奏会実行委員長の本田正博さんは「50年を迎えることができたのは地域の皆さんの支えがあってのこと。感謝の気持ちを込めた演奏会として企画したので、皆さんに足を運んでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

　14時開演（13時30分開場）。入場料は800円（中高生は500円、小学生以下無料）。問い合わせは同OB会事務局（TEL 080-1673-8322）まで。