ミリタリー模型を中心とした企画展「プラ模型を越えたアート作品展」が6月22日、「むつみ造園展示ホール」(秋田市山王5)で開かれる。
タミヤ(静岡県)が主催するコンテストなどの受賞歴を持ち、プラモデル制作歴50年以上という秋田市在住の越前谷潔さんが開く。
戦闘機や戦車の模型やジオラマなど、資料を調査して制作したプラモデル作品約50点を展示する。横幅約2メートルの大型ジオラマは、兵隊のフィギュアや電信柱も組み込むなどし、ドイツ軍の輸送列車の移動シーンをリアルに再現。模型を屋外に持ち出して風景をバックに撮影した臨場感のある写真パネルも展示する。
「資料探しや制作、完成後の鑑賞という模型制作のアート的な楽しみを伝えたい。かつて模型を作っていた人も少なくないと思うので、気軽に足を運んでいただければ」と越前谷さん。
開催時間は10時~16時。入場無料。6月24日まで。