アサヒビール(本社=東京都墨田区)は6月15日、「アサヒスーパードライ『エリアなかいち』ラベル」(500ミリリットル)を発売する。
秋田市中心部における再開発施工地区の愛称「エリアなかいち」。7月5日に一部商業施設、21日に「にぎわい交流館AU(あう)」「新県立美術館」が同エリアに順次オープンすることに合わせ、同社の地域共生型営業活動の一環として企画した。
県内の観光地や秋田新幹線開通記念など1990年代に多く発売した同支社の特別ラベル商品は、1999年の「角館田沢湖ラベル」(缶ビール)以来13年ぶり。
新商品は、秋田市のシンボルカラー「若草色」がモチーフの「エリアなかいち」ロゴマークとマスコットキャラ「与次郎」をラベルデザインに採用した。
同社秋田支社の富岡清一郎支社長は「瓶ビールのラベルは、飲食の席を通じて情報発信の役割を担うこともできる」とし、「中心市街地の活性化へ向けた機運も高まっている。地域活性の一助になれば」と話す。
販売予定数は10万本。秋田市内の酒販店を中心に、7月末ごろまでの販売を予定する。