サウンドアーティストのmamoruさんのパフォーマンスとワークショップ「mamoru etude for everyday life~日用品や日常行為を音体験として読み替えてしまう2日間」が3月9日・10日、秋田市内のアトリエと老人ホームで開かれる。秋田経済新聞が後援する。
サウンドアーティストを招いた高齢者向けワークショップを開く秋田市の老人ホーム「グリーン」
日用品や日常の動作から発生する「音」などをテーマに国内外で活動するサウンドアーティストのmamoruさん。「閉塞(へいそく)感の漂う地方都市や社会から閉ざされがちな老人ホームで、生活の発想の転換をもたらすきっかけになるのでは」と、フォーエバー現代美術館準備室(新屋大川町)とアートスペース・ココラボラトリー(大町3)が企画した。
ドリンクを作る際に発生する音などを披露するパフォーマンスを川反中央ビル(大町3)で行うほか、有料老人ホーム・グリーン(外旭川字三後田)の周辺にある日常の音を観賞したり、お茶会を開いたりする高齢者向けワークショップも開く。
「mamoruさんは、淡々とした日常の中にある美しい音の世界をユーモアたっぷりに体験させてくれるアーティスト」とイベント担当の笹尾千草さん。
パフォーマンスは9日の19時30分~21時。入場料2,000円。ワークショップは10日の14時~ 15時。入場無料。いずれも定員20人。問い合わせはココラボラトリー(TEL 018-866-1559)まで。