夜間に開く市民活動講座「ALVE de ヨルカイギ」が10月27日、市民活動センター「市民交流サロン」(秋田市東通仲町)で開講された。
地元の市民活動家やクリエーターらを講師に迎えて開講する同講座は今回で48回目。
米粉やタコなど秋田県産の食材にこだわりながら、県内イベント会場限定で屋台を出店して回る「たこたんぽ本舗」プロジェクトメンバーの千葉尚志さんをゲストに開講した。
約20人が参加して開かれた同講座。社会の課題を自分の目でよく観察することや、運営コストの意識を高めることが持続可能な運営のために市民活動団体でも重要であることなどについて、同プロジェクトを始めるまでのプロセスや出店時の失敗談、ツイッターなど新しいインターネットツールの活用なども交えながら披露した。
「地域活性の趣旨とビジネスとのバランス」などについて参加者と意見交換を行ったほか、「今日は試食できると思った」との声に千葉さんが「この場にいる皆さん限定で、次回出店時に無料提供する」と応えると会場からは拍手が起こる場面も。
当日参加した秋田市在住の女性は「プロジェクトの経緯などがわかって楽しかった。ツイッターも使ってみたい」と話していた。