秋田キャッスルホテル(秋田県秋田市中通、代表取締役社長 岸本洋喜)は、地域の魅力を発信する「Hello Akita Project(ハローあきたプロジェクト)」の一環として、秋田県北秋田市初のワイナリー「あきた野ワイナリー」が醸造したワインの提供を2025年12月3日(水)より開始いたしました。
耕作放棄地だった元リンゴ園を再生し、「秋田では難しい」とされたヨーロッパ系のブドウ専用種栽培に情熱を注いできたあきた野ワイナリーの挑戦。その物語が凝縮されたワインを、ホテル最上階に位置するバー・ロータスにて数量限定で提供いたします。バーテンダーが、ワインに込められた地域のストーリーをお客様にお伝えすることで、国内外の利用客に秋田の新たな魅力を深く印象づけ、地域活性化に貢献してまいります。

(※)自社調べ(2025年12月現在)。北秋田市内でワイナリーとして果実酒製造免許を取得し、栽培・醸造を一貫して行う施設は「あきた野ワイナリー」が初です。
■リンゴ園を再生して誕生した「あきた野ワイナリー」
あきた野ワイナリーは、秋田県内陸北部に位置する北秋田市に初めて誕生したワイナリーです。2018年より耕作放棄地となっていた元リンゴ園の再生に取り組み、2019年よりブドウ栽培を開始。2022年に果実酒製造免許を取得し、栽培から醸造までを一貫して行っています。

特徴的なのは、これまで秋田県の気候条件では栽培は難しいと言われていたヨーロッパ系のブドウ専用種への挑戦です。赤ワイン用にメルロー、ピノ・ノワール、カベルネ・フランなど5種類、白ワイン用にシャルドネ、ピノ・グリ、ソーヴィニヨン・ブランなど4種類の多彩なブドウを栽培しています。

広大な台地に広がる四季折々の豊かな自然。この「ここにしかない」テロワール(※)が凝縮されたワインを生み出すことは、単にワインを造るだけでなく、北秋田市に新たな特産品を誕生させ、地域活性化の大きな可能性を秘めています。
※テロワール:ブドウ畑を取り巻く自然環境(土壌、気候、地形など)全てを指し、その土地特有のワインの個性を育むもの

青々と葉が茂るブドウ畑も冬には深い雪に包まれる
■国内外のお客様と秋田をつなぐ「Hello Akita Project」
秋田キャッスルホテルでは、地域の素晴らしい取り組みや魅力を紹介し発信する新プロジェクト「Hello Akita Project」を2025年9月に立ち上げました。ホテルが持つ多様な人々が集う交流拠点としての役割を最大限発揮し、地域活性化や観光魅力の向上に貢献することを目指しています。

ホテルを訪れる県外・国外からのお客様は特に「その土地ならではの特別な体験」を好まれる傾向が多く、バー・ロータスでもこれまで県産のクラフトジンなどを扱ってきたほか、白神樹液の炭酸水を使ったカクテルを提供してきましたが、このニーズは一層高まっています。
バーで過ごすくつろぎの時間にバーテンダーを通じてストーリーを伝えることで、お客様の旅の記憶を深く豊かなものにし、秋田の物語を世界へ広げてまいります。




株式会社秋田キャッスルホテル