5月3日に開設5周年を迎える秋田市のアートスペース「ココラボラトリー」(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)は現在、記念企画展「ZINE-lab(ジンラボ)」の開催準備を進めている。
5月に開設5周年を迎える秋田市のアートスペース「ココラボラトリー」
主にクリエーターやフォトグラファーが手作りする簡易マガジン「ZINE(ジン)」。「原始的だがピュアな媒体の『ZINE』は、他メディアよりも直球で表現できる」と、「ZINE」を展示・販売する同展を企画した。現在、同アートスペース・スタッフのほか、地元アーティストやクリエーターらが「販売できるものであること」などを条件に準備を進めている。
同アートスペース代表の笹尾千草さんは「秋田に点在する表現者の情報を視覚化することで、新しい輪を作りたいという思いからアートスペースを開設した。5年を振り返ると、この場所が一つのメディアになったことに意味があった」と話す。
「地元でも5年前に比べてインターネットでの情報発信も盛んになったが、まだまだ伝えきれていない領域も少なくないように思う。当展を通じて、多くの皆さんと価値観の共有やダイレクトなコミュニケーションを生むことができれば」とも。
開催期間は4月28日~5月9日を予定する。