京都を拠点に活動するテキスタイルデザイナー・大高亨さんと工芸家・金澤一水さんの二人展が現在、アートスペース「ココラボラトリー」(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で開催されている。
京都造形芸術大学(京都市)で准教授も務める大高さんと金澤さん。2人の作品の印象から「めまいとやすらぎ」と題し、「美術やデザイン、工芸など創作活動のジャンルを越えた表現の場」として昨年10月、京都のギャラリーで初めて開催した同展。同大学の卒業生が運営する秋田市のアートスペースでも巡回展としての開催が決まった。
縦3メートル×横1.5メートルの大高さんのテキスタイル作品など12点と、大高さんのテキスタイル作品を素材に金澤さんが制作した作品を含む木彫6点を展示する。同展担当者は「作品の表現スタイルや精神性が異なる作家2人が、同じスペースに作品を展示することから見えることもある。2人の作品を鑑賞することができる貴重な機会」と話す。
営業時間は11時~19時(6日と最終日は17時まで)。月曜定休。入場無料。2月11日まで。
6日には、秋田公立美術工芸短期大学の樋田豊次郎学長を招き、ギャラリートークとレセプションパーティーも開く。17時~19時20分。参加費は1,000円。