ご当地ヒーローの脚本やラジオのパーソナリティーとして秋田市を拠点に活動するクリエーター兼タレントの今野仁さんが、首都圏でタレント活動を始めることがわかった。首都圏では「メディアスタッフ」 (東京都港区)の所属タレントとして活動する。
キャラクター制作からマイクパフォーマンスまでマルチに活動する今野仁さん
中学校美術科教員を経て、秋田のご当地ヒーロー「超神ネイガー」の脚本や悪役としてアクターもこなす傍ら、絵本「ちびっコなまはげ、がおたくん」シリーズの出版や、地元ラジオ番組のパーソナリティーも務めるなどマルチな活動で知られる今野さん。2008年に活動拠点として「オレンジヘッド」(秋田市山王5)も立ち上げ、昨年はNHK秋田放送局や青森放送の番組でも出演や脚本を手掛けるなど活躍の場を広げてきた。
今野さんは「これまで取り組んできた仕事や能力を評価いただけたことが何よりうれしい」とし、「テレビやラジオ番組への出演など地元での活動も今まで通り続けるが、首都圏でも秋田のにおいをまき散らして(笑)、少しでも地元の注目を高めることができれば」と意気込む。
メディアスタッフの鈴木宏社長は「今野さんは東北人特有の温かみが持ち味で、首都圏でも好かれるタイプ。活躍の場を広げられれば」と期待を寄せる。