さまざまな分野に挑戦する若者の姿などを描いたドキュメンタリー映画「107+1~天国はつくるもの~Part 2」(てんつくマン監督)の出演者・近藤麻友美さんを招いた上映会が12月26日、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で開催される。
映画の上映のほか、出演者を招いたトークタイムやワークショップも開く同イベントは、秋田市在住で国際教養大学3年の阿部優奈さんが企画。今年4月、NGO「MAKE THE HEAVEN」(香川県)が主催する「中国植林ツアー」に参加した際、脳性マヒのハンディーを負いながらホノルルマラソンに挑戦・完走したり、大手レコードレーベル主催のミスコンに出場・入賞したりする近藤さんに出会ったことをきっかけに、「明るく元気な近藤さんの姿を秋田の皆さんにも知ってもらいたい」と、5月からイベント開催の準備を進めてきた。
「これまでは障害を持つ人に対して同情心しかなかったが、わたしと同世代の近藤さんに出会ってから考え方が変わった」と話す阿部さん。「このイベントが、何かに行動することをためらっている人にとって一歩踏み出すきっかけになってもらえればうれしい。温かい気持ちになれる映画なので、一緒に鑑賞してもらえれば」と来場を呼び掛ける。
上映時間は10時~12時。近藤さんの講演とワークショップは13時から。入場料は1,500円(学生=1,000円)、小学生以下無料。
問い合わせは「出会ってくれてありがとうの会」(TEL 080-6007-4912)まで。