NPO法人「あきた海辺の自然学校」(秋田市御野場6、TEL 018-839-4343)は4月15日、ボランティアやNPOの活動拠点「遊学舎」(秋田市上北手荒巻)でレイチェル・カーソン生誕100周年記念イベント「母と子のセンス・オブ・ワンダー・自然の中で育む感性といのち」を開催する。
レイチェル・カーソンは、1960年代に環境問題を告発したアメリカの生物学者。「センス・オブ・ワンダー」は、1965年に発表されたレイチェル・カーソンの著書のタイトルで、「美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性」を意味する。
当日は、映画「センス・オブ・ワンダー」を上映するほか、関連図書、写真、ポスターなどを展示する。
同NPO法人は、これまでも環境教育や自然体験活動を楽しみながら伝えようという思いから、海辺での活動を通じ、動力を使わないカヌーやウインドサーフィン、ダイビングを対象とした救急法や救助法などを通して、自然体験活動や自然保護活動を行ってきた。
同NPO法人の打矢繁美さんは「親が子どもと一緒に『自然』を体験し、発見の喜びに胸をときめかせるきっかけになってほしい」と話している。事前申し込みにより託児も可能。定員は200人。