地元商店街の活性を目的にハロウィーン用に仮装した市民が商店街を回る「ハロウィーンパレード」が10月24日、秋田市中心街区で開催される。
例年、募集定員400人を超える参加者が集まる同イベントは今年で6回目。中でも、今年の注目は「犬」チーム。昨年参加した愛犬家を中心に口コミで話題になり、参加頭数は昨年の5匹から、「ゴールデンレトリバー」「バセットハウンド」「トイプードル」「柴犬」など8犬種12匹に倍増した。
知人の誘いを受けて今回初めて参加するのは、渡辺瑛子さんの愛犬「ヒナタ」(コーギー犬)。愛犬家仲間と一緒にパレード当日の衣装も準備した。渡辺さんは「横浜元町でも犬のハロウィーンパレードがあると聞き、秋田であったらいいなと思っていたので参加できてうれしい」と話す。「服を着るのが苦手だったり人混みが苦手な犬もいるので、犬に無理をかけたり、参加するほかの皆さんに迷惑をかけたりしないように楽しみたい」とも。
当日は、「イトーヨーカドー秋田店」(中通2)に集合し、13時にJR秋田駅前の「アゴラ広場」を出発。商店街の協賛店を訪れて菓子を受け取りながら、1時間ほどかけて市内をパレードする。パレード後には、「仮装コンテスト」「カボチャの重さ当てクイズ」も開催する。
同実行委員会の担当者は「店頭ワゴンセールやパレード参加者以外の通行人向けに商店街マップの配布も行う。商店街の活性につながれば」とパレードの波及効果に期待を寄せる。