秋田西武(秋田市中2通、TEL 018-832-5111)は6月12日より、開店1周年を記念して「光と影のファンタジー-藤城清治・秀作版画展」を開催している。
ニューヨークタイムズ紙で「日本のディズニー」と称された藤城さんの作品は、ジャワの影絵に影響を受けたもの。紙や木で作られた人形の後方から光を当て、その影をスクリーンに投影することで絵が浮かび上がり、光を透過する部分にカラーセロファンなどを貼り付けることで独特の色彩感を表現している。同展では、「影絵」の原画6点のほか、版画の最新作も展示販売している。
同店では「画歴50年の藤城さんの作品は、特に60歳以上の年代に馴染みが深いが、その年代が育児をしているころに触れたもので、今の30代、40代にも子どもの頃に絵本などで触れた人が多く、弊店の客層にもマッチする」ことから企画したという。
16日には、版画・書籍購入者先着100人を対象に藤城さんのサイン会も行われる。
営業時間は9時30分~19時(最終日は16時まで)。入場無料。6月18日まで。