「全日本グリーンサムサミット」の秋田大会が6月8日から3日間、秋田市、潟上市、横手市の3市で開催される。
「グリーンサムサミット」とは、花と緑を多くの人たちで共有できるような「まちづくり」を目指す大会で、県外からは、造園に造詣が深くEXP2005「愛・地球博」会場演出総合プロデューサーを務めた涌井史郎さん、NHKのテレビ番組「趣味の園芸」のキャスターを11年間担当し都市緑化基金・理事などを務める須磨佳津江さん、元長野県町村会長で国土交通省認定「観光カリスマ」の唐沢彦三さんらを迎えて、緑地と地域づくりを中心とした講演や意見交換が行われる。
涌井さんは「地域をまるごと庭園化することがオープンガーデン運動。造園技術がこれをコーディネートすることで緑をつなぎ手とした市民や行政の連携が生まれ、生き生きとした魅力ある景観の地域や街を作ることができる」と話す。
開催場所は、秋田市文化会館(秋田市山王7)、県立小泉潟公園(秋田市金足鳰崎)、むつみグリーンサムガーデン(潟上市天王)、ブルーメッセあきた(潟上市昭和)、秋田ふるさと村(横手市赤坂)の5会場。
9日18時からのメーンイベント「グリーンサムサミット・創造ワイルドパーティ」(会場=むつみグリーンサムガーデン)について、同実行委員会事務局の佐藤茂さんは「緑ある庭園で参加者と懇親を深めながら、サミットのテーマについて心に留めてもらえれば」と話している。
問い合わせは、全日本グリーンサミット秋田大会実行委員会(TEL 018-863-2011)まで。