「中国茶と盆栽-WABI展」が6月1日から3日間、アートスペース「ココラボラトリー」(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で開催された。
昨年に続いて2回目の開催となる同展は、盆栽や苔玉(こけだま)約50点を庭のように配した空間で中国茶を楽しもうと、中国茶文化協会認定・中国茶アドバイザーの船木正子さんが企画したもの。期間中、会場に集まった幅広い世代の人が盆栽の鑑賞と中国茶の味わいを楽しんだ。
棚を使わずに床に直接置く展示方法は盆栽展としては珍しいが、「新緑の季節、盆栽を『庭』のようにレイアウトすることで、見る人に親近感をもって接してほしい」ことから船木さんが採用した。中国茶とのコラボレーションについては「一見ミスマッチのように思われるが、盆栽も大陸から日本に伝わったもので中国茶との相性は良い。中国茶は香りや味わいで、盆栽は目で癒してくれるものなので、併せて楽しんでほしい」と話していた。