なまはげをモチーフにしたご当地キャラが主人公の絵本「ちびっコなまはげ・がおたくん」(秋田文化出版)の第2巻が3月下旬、発売された。
3月29日のイベント会場で着ぐるみ「ライブがおたくん」もデビュー
同書は、秋田市で広く創作活動を行う今野仁さんが手掛ける子ども向け絵本。昨年5月、3,000部を出版し、秋田県内の書店や土産物店を中心に販売したところ、「特に書店での評判がよく、子どもだけでなく大人の購入も目立った」(同社・渡辺さん)ことから2巻目を企画した。
2巻目は「がおたくんと仲間たちが遊びを通じ、信じる心が生み出す不思議な出来事」を描いたほか、ポエムも収録した。
渡辺さんは「1巻目はキャラクター紹介的な側面も大きかったが、2巻目は童話としての構成も練られている」とし、「言葉のリズムもよく、母親が子どもに『読み聞かせ』するのにも向いていると思う」と話す。
仕様はB5方形版、36ページ。1,000円。初版2,500部を出版する。