秋田キャッスルホテル(秋田市中通1)が4月1日、病院・福祉施設向け給食施設「セントラルキッチン」(山王3)の稼働を始めた。
「ホテル品質を医療・福祉の現場に」をコンセプトに、2001(平成13)年から病院・福祉施設の給食事業を展開する同ホテル。これまで、秋田県内40カ所以上の病院・福祉施設に同社スタッフが常駐し、治療食や介護食を提供してきたが、品質の安定化や作業・管理業務の効率化を図ることなどを目的に、調理や製造、配送を一括して担う集中調理施設を立ち上げた。
鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積1204.76平方メートルのオフィスビルをリノベーションした新施設で、チルド食の製造と配送を行う。1日当たり約2000食の製造から始め、順次拡大する。最大供給数は1日当たり1万食。
同ホテルの岸本洋喜社長は「高齢化が全国で最も進む秋田で、医療・福祉の現場を支える食事提供の重要性は、今後さらに高まることが見込まれる。これまで当社が培ってきたノウハウと人材を生かし、地域の医療と福祉を『食』から支える役割を果たしたい」と話す。