JR秋田駅ビル内の秋田県産品ショップ「あきたくらす」併設の立ち飲みバーが12月13日、にかほ市産イチジクのリキュール「フィグルネ」を使うメニューの提供を始めた。
にかほ市大竹地区の特産品のイチジクが原料のリキュール。アルコール度数は32度。同市で酒販店を経営する佐藤玲さんと秋田県総合食品研究センター(新屋町砂奴寄)が、約10年の開発期間を経て今月10日に発売、同店では「炭酸割り」(700円)を提供する。
黒澤涼太店長は「イチジクの甘露煮のような甘くスモーキーな香りが特徴。珍しさもあり、地元の皆さんのオーダーが多い。特産品のPRにもつながれば」と話す。
佐藤さんは「国産イチジクを使うアルコール飲料の度数は10度ほどのものがほとんどだったことから、本格的なカクテルにも使える高い度数のリキュールとして開発した。皆さんに楽しんでもらえるのでは」と出来栄えに自信を見せる。
立ち飲みバーの営業時間は11時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~)。
ボトル商品の価格は1,650円(180ミリリットル)、3,300円(500ミリリットル)。なるみ酒店(保戸野千代田町)、同大町店(大町5)、佐藤勘六商店(にかほ市)など県内酒販店で扱うほか、通販にも対応する。