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秋田美大卒業生の映像作品展 在学中制作の21本で映像表現の軌跡たどる

秋田公立美術大学映像作品展「Now Showing」で上映する徳川美稲さんの作品「ほどける声」の一場面

秋田公立美術大学映像作品展「Now Showing」で上映する徳川美稲さんの作品「ほどける声」の一場面

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 秋田公立美術大学映像作品展「Now Showing」が12月17日、ココラボラトリー(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で始まる。

映像作品「川反の訪人」の一場面

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 2017(平成29)年以降の同大卒業生が在学中に制作した21本の映像作品を一堂に上映する。NPO法人「アーツセンターあきた」(新屋大川町)が初めて企画した。

 能代市にある祖父母の家を舞台に、静止している物体を少しずつ動かしながら撮影するストップモーション・アニメーション技法を多用した徳川美稲さんの作品「ほどける声」や、アナログな技法により「デジタルでは表現しにくい美しさと不安感の演出にこだわった」という吉田留美夏さんの作品「霧ト」など、ドキュメンタリーや記録映像、アニメーション作品を上映する。上映時間は作品により1分~57分。

 同展を担当する同NPOスタッフの高橋ともみさんは「大学の施設から出て、初めて大町のギャラリーで開く作品展。開学11年間に学生が制作した映像の軌跡と映像表現の多様性を、じっくり、ゆっくり鑑賞してもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月28日まで(22日・23日定休)。

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