50回目の「商店街スゴロク」が10月26日、秋田市内の商店街で行われる。
商店街をすごろく盤に見立てた商店街活性化イベント。あらかじめ600円分の買い物券を購入した参加者が、サイコロの出目に従いながら、すごろく盤のマス目に見立てた商店を回る。
地域活性化活動などに取り組む市民グループ「わらしべ貯金箱実行委員会」(保戸野通町)が大町と通町の両商店街と連携し、2010(平成22)年4月から年に数回開く。開催エリアを周辺に広げたり、「秋田商工会議所」(旭北錦町)と連携したりするなどしながら回を重ね、これまでに延べ3500人が参加した。
50回目を数える今回は、両商店街と周辺エリアの約40店が参加予定。「店内をよく見る(呉服店)」「本物のダイヤモンドを当てる(時計・貴金属店)」「店頭のマスコットキャラと写真を撮る(薬局)」など、店舗ごとに用意したお題をクリアしながら、「振り出し」と「上がり」地点となる上通町招福稲荷神社・美鳥会館(大町1)を目指す。
秋田市通町商店街振興組合(保戸野通町)の青井智理事長は「当商店街の組合店の多くが喜んで参加するイベント。長く続けられたのは、皆さんに楽しんでもらえているからでは」と振り返る。「子どもの来店客がほとんどない陶器とコーヒー豆を扱う当店だが、サイコロを振って入店する子どもたちの楽しそうな笑顔を見るのがうれしい。当商店街に足を運ぶきっかけにしてもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時30分~15時(受け付けは13時30分まで)。参加費は500円(600円分の買い物券付き)。協賛各店が賞品を用意する。