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秋田で「紙フェス」 豆本やノートの制作体験、紙の量り売りも

「紙フェス秋田2024」を開く秋田印刷製本(秋田市御所野湯本2)イベント企画メンバーの植沢健さん(右)と神成孝幸さん(左)

「紙フェス秋田2024」を開く秋田印刷製本(秋田市御所野湯本2)イベント企画メンバーの植沢健さん(右)と神成孝幸さん(左)

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 紙素材や紙製品の特集企画展「紙フェス秋田2024」が9月21日・22日、イオンモール秋田(秋田市御所野地蔵田1)催事スペースで開かれる。

制作体験会で作る5センチ角の豆本

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 企業間取引が中心の印刷事業のほか、紙製品や文具類を「A-mono」ブランドでシリーズ展開する秋田印刷製本(御所野湯本2)が主催する。「紙好きの、紙好きによる、紙好きのためのイベント」として昨年初めて開催したところ、600人を超える来場があるなど好評だったことから、2回目を企画した。

 さまざまな種類の紙の展示や「紙の量り売り」(1グラム1円)、メモ帳などのオリジナル文具類を展示販売する。「実際の製本工程をほぼ再現する」という5センチ角の豆本、製本テープを使う「クロス巻き製本」、針と糸を使う「和とじ製本」を体験できるA5サイズのノートなど7種類の制作体験会(100円~500円)を開く。体験会は、イベント専用紙幣「ペイパ」を使う。

 生産部制作2課の植沢健さんは「子どもから大人まで、紙に驚いてもらえるようなイベントとして準備を進めている。デジタルの進展により需要の減少する紙製品だが、質感や手触りなどが異なる多くの種類がある。手に触れることができる紙の魅力を感じてもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~18時(22日は17時まで)。入場無料。

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