「東北地ビールフェスティバル in 秋田 2024」が6月21日、エリアなかいち・にぎわい広場(秋田市中通1)で始まった。秋田経済新聞などが後援する。
「東北地ビールフェスティバル in 秋田 2024」を楽しむ市民
2004(平成16)年に岩手県内で初めて開催し、2013(平成25)年から、秋田市中心市街地の広場に会場を移して、同実行委員会が6月に開く地ビール祭。毎年、それぞれの出店者がビールに合わせて用意する当地のフードメニューに工夫を加えたり、QRコードによる支払いに対応したりするなどしながら、ファンを増やす。
今年は、東北6県と北海道のクラフトビール醸造所14社が出店。60銘柄以上の地ビールやハードサイダー(600円~900円)、醸造所ごとの飲み比べセット(800円~2,200円)などのドリンクと、秋田県産の生ハム(1,000円)やアスパラガス(600円)、自家製ピクルス(300円)、石巻金華沖のサバ焼き、焼きカキのマリネ、ジンギスカン串(以上、600円)などのフードメニューを提供する。
イベント初日、16時の開始時刻に合わせて、ビール党の市民が続々と来場。開始1時間ほどで、250席以上用意したテーブル席の半分が埋まった。出店者との会話を楽しむ来場者の姿が多く見られた。友人と5人で来場した市内在住の女性は「毎年、参加している。今日は仕事を早めに切り上げた。飲み比べセットが楽しい」と笑顔を見せる。
開催時間は、21日=16時~21時、22日=11時~20時、23日=11時~17時。
出店者は以下の通り。「秋田あくらビール」「HOPDOG BREWING」(以上、秋田市)、「田沢湖 湖畔の杜ビール」「田沢湖ビール」(以上、仙北市)、「羽後麦酒」(羽後町)、「OIRASE BEER」(青森県)、「いわて蔵ビール」「遠野麦酒ZUMONA」(以上、岩手県)、「鳴子の風」「ISHINOMAKI HOP WORKS」(以上、宮城県)、「地ビール月山」(山形県)、「福島路ビール」「半田銀山ブルワリー」(以上、福島県)、「ノースアイランドビール」(北海道)。