喫茶店「ねまれやこぅひぃ」（秋田市千秋明徳町、 TEL 090-1063-2008）が5月1日、秋田市千秋公園・穴門のお堀前にオープンした。

「ねまれやこぅひぃ」のトーストセット

　「コックになるのが子どもの頃からの夢だった」という市内在住の畠山昌敏さんが、約40年の会社務めを経て開業した。テーブル席14席、スマホなどの充電コンセント付きカウンター8席を設ける約45坪の店内で、喫茶営業とランチ営業に加え、秋田市内では珍しい朝定食を提供するモーニング営業も行う。店名は、秋田県地方の方言で「座って休んでください」を意味する「ねまれ」から。

　モーニングメニューは、トーストセットやホットサンドセット、おにぎりセット、朝定食（以上、550円）など。ランチタイムは、週替わりの和定食と洋食、スパゲッティー（以上、880円）、ビーフカレー（1,320円）などを用意。コーヒー付きで提供する。

　オープン初日の来店者は約70人。「出勤前のお客さまに朝食で元気を付けてもらおうと早朝営業を決めたが、モーニング営業時間のお客さまがランチよりも多くて驚いた」と畠山さん。「仕事や子育てなどで疲れているお客さまに、お堀の景色を眺めながら、ゆったり過ごしてもらえる店づくりができれば」と意気込みを見せる。

　営業時間は6時～17時（モーニング＝9時まで、ランチ＝11時～14時）。木曜定休。