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秋田・新屋の「桜の開花を見計らう」イベント、見頃と晴天に恵まれる

秋田市新屋エリアの散策と雑貨類の物販イベント「ものまちさんぽ~」

秋田市新屋エリアの散策と雑貨類の物販イベント「ものまちさんぽ~」

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 街歩きと雑貨類の物販イベント「ものまちさんぽ~」が4月13日・14日、秋田市の新屋表町通り周辺で開かれ、多くの市民が街歩きや物販店主らとの交流を楽しんだ。

秋田の伝統工芸の技術を生かすブローチの出品者

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 羽州浜街道沿いの町として栄えた新屋表町・元町エリアの魅力を伝えることなどを目的に、市民有志でつくる実行委員会が、2012(平成24)年からソメイヨシノの開花を見計らい開催日を決めて開くイベント。今年は、秋田地方気象台が4月10日に秋田市のソメイヨシノの開花を宣言。両日共、晴天に恵まれた。

 工芸品や手作り雑貨類、飲食店など50組以上が、新屋表町通りの文化施設や空き店舗、民家の駐車場などに出店。約1キロにわたり400本ほどのソメイヨシノが咲く大川端帯状近隣公園(通称・あらやさくら公園)などの散策と併せて楽しむ多くの市民が見られた。13日午前に会場を訪れた市内在住の30代の夫婦は「雑貨は見るだけでも楽しい。天気も良く、桜も咲き始めて街歩きが気持ちいい」と話す。

 同イベントを開く実行委員会代表の後藤仁さんは「目的地に早く着き、効率よく消費し、自分の価値観と同じ人たちで暮らしていく…。そのような価値観にあらがうような当活動。本当の意味で生活を豊かにする取り組みと信じて続けている」とし、「建物の解体など新屋表町通りの変化は大きく、当イベントの中心的な会場の古民家・渡辺幸四郎邸の存続も危ぶまれる中、今年も新たな出会いや再会を喜び合う来場者など、うれしい場面をたくさん見かけることができた。多くの皆さまの協力で無事に終えることができて、ほっとしている」とイベントを振り返る。

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