「クラフトビアフェスティバル in AKITA」が9月22日、エリアなかいち・にぎわい広場(秋田市中通1)で始まった。
秋田市のクラフトビール醸造所「ホップドッグブルーイング」ブース
秋田県内外の醸造所が造るクラフトビール銘柄を一堂に楽しめる場として、クラフトビール醸造所や飲食店などから成る実行委員会が、2010(平成22)年から年1回開くイベントは11回目。コロナ禍により4年ぶりの開催となる今年は、秋田駅前の広場から会場を変えて開く。
出店するのは、県内6社を含む以下の7県12社。「秋田あくらビール」(大町1)、「ホップドッグブルーイング」(南通みその町)、「湖畔の杜ビール」「田沢湖ビール」(以上、仙北市)、「羽後麦酒」(羽後町)、「遠野麦酒ZUMONA」(岩手県)、「希望の丘醸造所」(宮城県)、「牛久醸造場」(茨城県)、「うしとらブルワリー」(栃木県)、「ロコビア」(千葉県)、「沼津クラフト」(静岡県)。ハードサイダー(リンゴ発泡酒)を初めて発売した横手市の「OK,ADAM(オーケーアダム)」も出店する。
クラフトビール(600円~1,200円前後)のほか、仙台市を中心に牛タン専門店を展開する「利久」と同じ運営元の「希望の丘醸造所」が牛タンメニュー(600円~1,400円)をそろえるなど、それぞれの醸造所が、ビールに合わせたフードメニュー(200円~1,500円前後)を提供する。
秋晴れとなった初日。16時の開始早々、開催を待ちわびた市民が続々と来場し、用意された約300席は約1時間で半分ほどが埋まった。
実行委員長の長谷川信さんは「各地のビールに合わせた各地自慢のフードも用意する。天気にも恵まれたので、皆さんに楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は、22日=16時~21時、23日・24日=11時~20時(24日は17時まで)。
これまで会場で販売していたイベント向け「マイグラス」の販売は行わないが、これまでに購入したグラスを会場に持ち込んで使うことができる。