耐熱ガラスを利用した工芸品のアンテナショップ「ガラス工房ハーベスト」(秋田市大町2、TEL 018-862-2036)が4月20日、「スーパーランドヤマト」内にオープンした。
高い強度と軽さが特徴の耐熱ガラスは、1,200度の高温に耐える性質を持つため、同店で扱う工芸品はガスバーナーを使用して加工する「バナーワーク」と呼ばれる溶接技術で作られる。
同工房を運営する日商産業(秋田県三種町)は、主力事業の土木建築事業で培った溶接技術を活かせる事業として、米コーニング社製の耐熱ガラス「パイレックス」の加工に着目。従業員の技術指導のため石川県からガラス職人を迎え入れ、技術を習得した同社の山田さんが2007年9月、社内に「ガラス工房ハーベスト」を立ち上げた。
作品は地元の「道の駅」などで販売していたが、販路拡大のため秋田市内にアンテナショップを開設することを決めたという。
同店では、耐熱ガラスを加工したグラスやジュエリーのほか、バナーワークならではの造形美を持つオブジェやインテリア照明などを展示販売。すべて一点物で、価格帯は、ジュエリー=1,000円~15,000円台、オブジェなど=5,000円~30,000円台。オーダーメードも受け付ける。