3人制バスケ「3x3(スリーバイスリー)」のプロチーム「I.N.U AKITA」(秋田市泉南1、TEL 018-853-9666)が、現在、活動を本格化させている。
1チーム3人でプレーできることや、音楽やファッションなど幅広い文化を取り入れる娯楽性などから、若年層を中心にファンを増やす同競技。国際バスケットボール連盟が2007(平成19)年に統一ルールを制定し、2020年の東京大会からオリンピック競技大会の正式種目に採用された。
国内ではプロリーグ2団体が活動し、秋田県内では、今シーズンから「S. LEAGUE」に参戦する同チームが旗振り役となって、市民交流イベントやバスケ教室を開くなどして、市内を中心に普及活動に取り組む。同チームの現在の所属選手は6人。県内では初めてとなる同リーグの公式試合を控え、開催準備を進める。
今春、秋田市に移住して同チームでプレーする東京都出身の田中聖修(まさのぶ)選手は「秋田に来て間もない私だが、市民の皆さんは人情に厚い印象。応援いただけることに感動する毎日」とし、「競技に使うコートは長辺で15メートルほどのため、わずかなスペースがあればプレーできる当競技。ストリートやDJなど関わる文化の幅が広いのも特長。さまざまなイベントとのコラボなどのアイデアを提案しながら、競技の魅力を伝えられれば」と意気込みを見せる。
次回のPRイベントは、8月26日、エリアなかいち・にぎわい広場(中通4)で開催予定。
首都圏を中心に14チームが参加する同リーグの公式試合は、9月2日、秋田テルサ体育館(御所野地蔵田3)で開催予定。開催時間は11時~17時。入場無料。