焼きスパゲティなどを提供する洋食店「ブッチャーノ」（秋田市川尻大川町、TEL 018-800-0044）が、創作オムライス全国大会の東北代表を決める審査会に出場する。

秋田市川尻の洋食店「ブッチャーノ」店内

　「日本一食べたくなるオムライスを決める全国大会」として、カゴメ（本社・名古屋市）が主催する創作オムライスの大会「カゴメオムライススタジアム2023」。全国9エリアで開く審査会を経て選ばれたエリア代表の中から、インターネット投票や5月に開催予定の決勝大会などを経て日本一を決める。

　全国のオムライス提供店123店がエントリーする同大会で、東北エリア4店中の1店に選ばれた同店の出品メニューは「秋田風麻婆オムライス」。ケチャップライスに地鶏の唐揚げを入れ、サンショウの辛みを効かせた麻婆豆腐を絡めることで、トマトケチャップの甘酸っぱさとコクを引き出した。プチプチした食感が特徴のホウキギの実「トンブリ」をトッピングした。

　同店と「MAGOHACHIKITCHEN」（仙台市）、「森の芽ぶきたまご舎」（宮城県村田町）、「cafe & dining 990」（山形市）の4店が、2月9日に仙台市内で開かれる調理と実食の審査会に臨む。

　4年前に開かれた大会以来2度目の挑戦となる同店店主の深谷祐次さんは「勝ち進めなかった前回の悔しい思いから、当店ならではのメニューとして用意した。味に自信はある。優勝を目指したい」と意気込みを見せる。

　同メニューは、大会終了後に同店で提供を予定する。