秋田市を拠点に活動する芸妓の写真を使う「秋田川反(かわばた)芸妓カレンダー 2023」が11月下旬、発売される。
秋田川反芸妓連と秋田川反芸妓を応援する会(秋田市千秋公園)が、市内で活動する芸者や舞妓を撮影した写真で作るカレンダーを初めて企画した。観光振興などを目的に秋田商工会議所(旭北錦町)が協力する。
秋田市千秋公園とあきた文化産業施設松下(千秋公園)を舞台に、川反芸者の若勇(わかゆう)さん、あきた芸者の紫乃(しの)さんとおとはさん、あきた舞妓の佳乃藤(かのふじ)さんと花まり(はなまり)さんの5人を撮影した写真を使い、12カ月6ページのカレンダーに仕上げた。芸妓が活動する料亭やホテルなどの紹介ページを巻末に設ける。
芸妓の活動を通じた地域活性化事業などを手掛ける「せん」(千秋公園)の営業推進室長で劇場を担当する松岡叡美さんは「芸妓の姿と共に、地元の美しい四季の移ろいを楽しんでもらえる内容。芸妓に会いに来てもらえるきっかけになれば」と話す。
仕様はA2版。価格は2,200円。初版1000部を発行。
現在、予約を受け付ける。問い合わせは、せん(TEL 018-827-3241)まで。月曜定休。締め切りは12月20日。