焼き菓子や食品類などを扱うセレクトショップ「マザー食堂 savu.(ヴー)」(秋田市楢山南中町)は11月、調味料や保存食の手作りセット商品の販売を始める。
開店10周年を迎えた「マザー食堂 savu.」店主の五十嵐麻美さん
店主の五十嵐麻美さんが、秋田県内の農産品を中心に食材を選び、「手前味噌キット」「梅干しキット」「バジルペースト」などの調味料や保存食など家庭で作る6種類の箱詰め商品(4,000円~5,000円前後)を季節ごとに販売する。
同シリーズ向け新ブランド「ひとしお」を立ち上げ、11月、第1弾として大潟村産のショウガや香辛料などをセットにした「ジンジャーシロップ」の発売を予定する。
「秋田の農産物や食文化の豊かさに魅せられたこと」などから、2012(平成24)年に同店を開業し、保存食の手作りワークショップなどを開いてきた宮城県出身の五十嵐さん。10月に同店の開業10周年を迎えることに合わせて「保存食などを家庭で手軽に作ることができる商品を」と同商品を考案した。
「食材への愛着や地域に関心を寄せてもらえるような商品として展開できれば」と話す。
営業時間は10時30分~17時。木曜・日曜・祝日定休。