震災孤児の支援などが目的のチャリティーイベント「つながる青空市」が9月18日、クラフト北前広場(秋田市外旭川前谷)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。
チャリティーイベント「つながる青空市」で販売する手作りキャンドル
市民有志が、2011(平成23)年5月、東日本大震災をきっかけに震災孤児の支援を目的に始め、防災意識の啓発や地域住民のつながりの場を作ることなどを目的に年1~2回開く。
前回はコロナ禍のため募金活動のみ行ったが、14回目を迎える今回は、手作り雑貨や焼き菓子類、野菜、ドリンクなどの販売ブースや、雑貨作り体験ブースなど22ブースを設けて開く。震災当時の写真や防災グッズの展示を行い、募金を受け付けるブースで来場者に防災食を配る。
同実行委員会の永瀬幸子さんは「震災で両親を亡くした子どもへの心の支援は今でも必要。震災の年に生まれた子どもが18歳になるまではと続けている」とし、「小さな団体だからこそできる交流イベントを通して、日ごろから助け合う意識を育める取り組みとして続けられれば」と話す。
寄付金は「岩手県里親会」へ送る。開催時間は10時~15時。問い合わせは同実行委員会(TEL 018-847-2007)まで。